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【紙の本vs電子書籍】あなたに適した読書法は?メリット・デメリット考察

僕の家の近くには本屋があり、田舎にもかかわらず平日でも人がにぎわっています。

若い人からお年寄りも多い。若者の読書離れなど言われていますが、
「まだまだ捨てたものではないな」
とつくづく思います。

本屋の目と鼻の先にはカフェがあり、普段から大盛況で朝から夜まで様々な世代の人が利用しています。

本屋を訪れたあとによく利用するのですが、中に入るといつも気になることがあります。
「電子書籍を利用している人はこんなにも少ないのか」
と。紙の本で読書をしている人はちらほら見かけるものの、電子書籍を読んでいる人はあまり見かけないです。

「電子書籍は便利なので使わないなんてもったいない!」
と強く思い、電子書籍(Amazon Kindle)使用歴1年8ヶ月の僕が電子書籍と紙の本のメリット・デメリットについての記事を書くことにしました。

この記事を読むと…

・自分の読書観に適した読書媒体がわかる

こんな人にオススメ!

・電子書籍に触ったことがないが興味がある人
・自分は紙の本と電子書籍どちらに適するのか気になる人
・メリット・デメリットについて知りたい人

Takuman
記事を書いたのはこんな人
Takuman(@Takumanblog)。一部上場化学メーカー研究職。日々の生産性を向上させるべく奮闘しています。電子書籍(Kindle Paperwhite)歴1年8ヶ月。

※本記事では僕が使っているKindleを使って感じたメリット・デメリットを深掘りしています。

電子書籍とは?

電子書籍とは、単行本やコミックなどのデータを電子機器、スマホ・iPadなどのタブレットで読める書籍のこと。

Amazon Kindleの場合、電子書籍の本を購入するとダウンロードが始まります。

ダウンロードした本のデータはクラウドに保管され、アプリ”Kindleをインストールすると
購入した本を読むことができます。

紙の本メリット・デメリット

 

メリット① 中古で安く売られている場合がある

ヤフオクやメルカリなどで中古品を安く購入する人も多いはずです。

僕自身もブックオフで新書価格の1/10の価格で購入したことがあります。

「中古で少しでも安く買いたい」
というスタンスの方は紙の本に適しています。

メリット② 中古として売ることができる

僕は買った本を売ったことは一度もありませんが、「読まなくなった本はどんどん売っていきたい」と思っている人もいます。

読み終わった新書をメルカリで購入時の60-70%の価格で売った場合、
結果として安く本を読めるという考え方もできます。

Takuman
AmazonのCEOジェフ・ベゾス氏は創業当初、”中古市場でも値崩れしにくいから”という理由で本を売り始めたのは有名なエピソードですよね。

実際に、ベストセラーにもなった”嫌われる勇気”という本は、
 本屋での新書価格  :1650円
 メルカリでの販売価格:700-1000円(2020年9月現在)

人気な本は需要があるので値崩れしにくいと考えられますね。

デメリット① 保管スペースが必要

デスクに2-3冊置いておく程度ならいいのですが、10,20冊と所有してしまうと本を置くスペースがどうしても必要になってきます。

部屋が狭くどうしても本棚を置くスペースがない人にとっては、紙の本はマイナス要素になるかもしれません。

デメリット② 近くの本屋に在庫がないことがある

ベストセラー本や何年にもわたって人気のある本は本屋に在庫はありますが、すべての本が網羅されているわけではありません。

あなたも本屋でお目当ての本の在庫がなく、本屋をはしごした経験はないでしょうか?
本の品揃えという点ではAmazonに軍配があります。

電子書籍メリット・デメリット

メリット① 購入した瞬間から読書可能

夜中急に「この本すぐ読みたいな」と思ったことがある人は少なからずいると思います。

ネット回線さえあれば真夜中など本屋が営業していない時間帯、海外でもすぐに購入できるため時間と場所を選びません。

購入と同時にデータのダウンロードが始まるので、購入後1分以内に読書ができます。

 

Amazonで紙の本を買う場合、購入してから配達業者に家に届けてもらい玄関先で受け取る必要があります。

仕事をしている人は平日は時間の都合が合わず受け取りにくいことも多々あるのではないでしょうか?

電子書籍だとその一連の流れがなくなります。

メリット② 何冊も持ち運べる

1GBのストレージあたりにダウンロードできるおおよその冊数目安は以下の通り

図解やデザインが少ない本(小説、一部のビジネス本など):100-1000冊
図解やデザインが多い本(図解シリーズなど):15-25冊
コミック:5-10冊
雑誌:10-15冊

電子機器1台で1GBという小容量でこれだけの本をいつでも読める状態にできるのは魅力的ではないでしょうか?

まさに持ち運べる本棚と化します。

メリット③ 紙よりも10-30%安い価格

新書価格→Kindle価格で表すと以下の通り。

 Factfulness     1980円→1782円 (10%OFF)
自分の中に毒を持て  814円→  663円 (19%OFF)
嫌われる勇気   1650円→1320円 (20%OFF)
7つの習慣      2178円→1650円 (24%OFF)
ゼロ秒思考    1540円→1109円 (28%OFF)

Kindleストアで日替わり・月替わりセールをしていることがあります。
1500円の新書が500円になっていることも。
→リンクはこちら

メリット④ Kindle Unlimited対象の本は無料で読める

AmazonにはKindle Unlimitedというサービスがあります。内容は月額980円で対象の本が無料で読めるというもの。

つまり1ヶ月に1冊でも対象の本を読めば元が取れるというお得なプランになっております。

Amazonの検索フォームで”Kindle Unlimited”で検索すると対象の本が表示されます。

検索してみて自分の興味のある本が多い場合は利用を検討するのもいいのではないでしょうか?

デメリット① 中古で売ることはできない

本を読み進めていくうちに「この本しっくりこないな」と感じたことはあるのではないでしょうか?

紙の本であればメルカリなどで売ることはできますが、電子書籍だと売ることはできません。

デメリット② 店頭で試し読みできない

本屋で買う場合、どのように本を決めているでしょうか?

お目当の本があればレジに持っていくだけで済みますが、たまたま手に取った本をパラパラとページをめくって試読するうちに、「この本面白そうだな」と購入を決めたことがある人もいるのではないでしょうか?

本屋で本を買う場合、試読をすることで新たな出会いを期待できますが、電子書籍だと「この本を買おう」と決め打ちする必要があります。

デメリット③ 貸し借りができない

高校生時代にクラスメイトが漫画や本の貸し借りをしている光景を何度も見てきました。

紙の本であれば「この本面白かったから貸すよ」「前言ってたあの本よかったら貸してよ」と貸し借り可能ですが、電子書籍ではデータの貸し借りができません。

科学的にはどっちがいいのか?

「紙の本と電子書籍どちらがいいの?」 という論争は科学界でもされていたそうです。

結論ですが現時点では紙の本に軍配があるとのこと。 メンタリストのDaigoさんがYouTube動画で解説してくれています。
→動画の詳細はこちら

Daigoさんの解説を以下にまとめると、紙の本が電子書籍に優っているポイントは
"時間制限がある状況では記憶に定着しやすい"という点。
時間制限がある状況とは、例えば「外出まであと1時間しかない」というような時間に余裕がない状況のこと。

ただし逆に時間制限がない状況、例えば休日にのんびりゆるゆる過ごす・旅行先でまったり読みたい場合は紙と電子書籍であまり変わらないと言われています。

Takuman
そんなDaigoさんは紙の本と電子書籍を使い分けています。 基本は家で紙の本を読み、旅先でのんびりしながら読むときは電子書籍を利用されています。生活のスタイルに合わせて使い分けるといいかもしれないですね。

まとめ

本記事のまとめです。

  紙の本 電子書籍
中古本
の売買
中古で安く買える
中古で売れる
中古として売れない

新書価格 - 紙の本の10-30%OFF
保管
スペース
いる いらない
購入方法
購入可能時間
・本屋で買う
・ネット(Amazonなど)でいつでも購入できる
ネット(Amazonなど)でいつでも購入できる
購入してから読むまでの流れ Amazonで買う
→後日配達で受け取る
ダウンロード直後に即読める
本の在庫 本屋にない場合あり Amazonなどで品揃え多
試読 本屋でできる できない
貸し借り できる できない

電子書籍に向いている人

・新書をもっと安く読みたい
・「読みたい!」と思った本はすぐに読みたい
・本を置くスペースを取りたくない
・読み終わった本を友達と共有できなくてもいい(自分だけ楽しめればOK)
・読み終わった本は売らずに取っておく派

電子書籍に向いていない人

・中古で少しでも安く手に入れたい
・「読みたい!」と思った本をすぐに読めなくてもいい
・本の置き場所に困っていない
・本屋の店頭で試読して買うかどうか決めたい

 

最後に

電子書籍を使ってみようかと迷っている人は本記事を参考にしていただけるとうれしいです。

「自分は電子書籍に向いていないかもしれない」
と思った人も、電子書籍と紙の本の両方をうまく使い分けることで日々の読書の充実度を
上げることができます。

近いうちに記事にできればと思いますので今後もチェックをよろしくお願いします。

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