Takumanです!
初の記事となります。最後まで楽しんで読んでいただけたらうれしいです。
まずはじめに、
「趣味に使うお金のためにバイトしよう!」
と高校・大学生の方でアルバイトを始める人は多いと思います。
まずどのような条件で探しますか?
職種はもちろんですが、時給を重要視する人も多いのでないでしょうか?
ただ、ことバイトでは時給いくらかを気にしていたのに、年収ベースの時給を知らない社会人は意外と多いのでは?
本記事では僕の年収および労働状況から時間あたりの稼ぎを計算し考察していきます。
ここでちょっとした質問をします。
自販機で飲み物を買うところをイメージしてみてください。
“もしあなたが財布から1円玉を落としたら拾いますか?”
一瞬戸惑ってしまうかもしれません。
しかし、この記事を読み終える頃には回答が明確になっているはずです。
では早速内容に入っていきましょう。
この記事を読むと…
・あなたの1秒あたりの価値がわかる
・時間を無駄にしたくない気持ちが高まる
こんな人にオススメ!
・仕事の効率や生産性を上げたい方
Takuman(@Takumanblog)。一部上場化学メーカー研究職。日々の生産性を向上させるべく奮闘しています。
目次 [非表示]
1秒あたりの価値とは?
この記事での”価値”はお金の面で捉えた価値です。
言い換えると、労働時間あたりにあなたがいくら稼いでいるか?
というものさしのこと。
なぜ時間あたりなのか?
なぜ時間あたりの稼ぎを算出するか?
実際に数字で見るとイメージしやすいこともあるからです。
以下は僕がかつて東京の人口密度の高さを数字に置き換えてつぶやいたツイートです。
【数字で見る東京の異常さ】
— Takuman (@Takumanblog) July 27, 2020
東京都は、
面積:2914km2
人口:1400万人
つまり、
"日本の面積の0.8%の土地に、総人口
の11%もの人が住んでいる"
数字で見るとかなりリアルですよね
どうでしょうか?いかに密度が高いかイメージしやすくなりますよね?
数字に置き換えて具体的にすることにより、見えてきやすくなるケースもあります。
なぜ明確な基準を作るのか?
例えば、致死量を超える毒薬を飲んでくださいと提示された時、絶対飲まないですよね?
死ぬか死なないかの薬量基準=致死量が明確だからです。
同様に仕事でも基準を明確にすることで、目の前の事象や自分の言動が自分の価値を上げるものor下げるものか判断できるようになります。
なぜ1秒なのか?
日常生活をイメージしてみましょう。
秒単位の時間のロスは意外と多いのではないでしょうか?
例えば、スマホ。スマホを1日何回チェックしていますか?
1日平均150回という報告もあるみたいです。
"スマホを取り出す→パスを打ち込む→LINEやTwitter画面を開く"
どんなに早くても5秒はかかります。
すなわち、スマホを取り出す&チェックに要する時間は
5s×150回=12m30s/日=76.0h/年≒約3日/年
なんと1年間に約3日捧げていることになります。
1日のうちの1秒のロスの積み重ねが大きな損失につながることがわかりますね。
実際に計算してみましょう
1秒あたりの稼ぎを明確にする重要性をわかっていただいたところで、実際にTakumanの1秒あたりの価値を算出していきます。
Takumanの総支給額&就労状況
・2019年度の総支給額:500万円
・勤務時間:7h40m/日
・平均残業時間:25h/月
・年間出勤日数:235日
以上の数値をもとに1秒の価値を導き出していきます。
1秒の価値=年間総支給額÷年間労働時間
で表すことができます。
Takumanの1秒の価値をざっくりと計算すると、
500万円÷(7h40m労働×235日+残業時間25h×12ヶ月)
⇔500万円÷2100h
=2380円/h
=39.7円/m
=0.66円/s
つまりTakumanの1秒あたりの価値は0.66円になります。
ピンとこないですね。大丈夫です。
次章を読めばイメージが湧くと思います。
1秒の価値から何が言える?
ここで、この記事冒頭の質問に立ち戻ってみましょう。
“もし財布から1円玉を落としたら拾いますか?”
改めて考えてみてどうでしょうか?
1秒の価値は0.66円という明確な基準を導き出しましたので、これをもとに考えてみましょう。結論は以下です。
拾い上げるのに2秒かかるなら拾わない
2秒以上かかってしまうと落とした1円以上の損失。
すなわち、自分の価値をわずかながら下げていることになります。
・5円の有料レジ袋orエコバッグ?
・ドラム式洗濯機orタテ型洗濯機?
・ルンバor掃除機?
上記の2択例も、
「どちらが自分の時間の損失を削減できるか?」
「かかる時間は自分の価値に当てはめて何円と同等か?」
と考えることで価値を高めるヒントになります。
またTakumanよりももっと稼いでいる会社の社長で考えてみましょう。
会社の社長が専属の運転手をつけたり、タクシーで通勤したりしますよね。
実はあれは理にかなっているのです。
というのも例えば、1秒の価値を単純比較すると、
年収500万円のTakuman→0.66円/s
年収1億円の社長 →13.2円/s
なんと1秒の価値は20倍の13.2円。
仮に通勤が30分だった場合、
13.2(円/s)×60×30(m)×2(往復)=4万7500円
通勤だけで4万7500円のコスト。
もし自分で運転する場合、目と手を運転以外のことに使うことはできません。
運転しながら4万7500円の損失を上回る行動を実施するのは難しいのではないでしょうか?
ならば専属の運転手を雇い、その時間を自分の目や手や体をすべて使える状態にした方が、運転手にそれなりの報酬を支払ったとしても自分の価値を下げずに済みます。
この1億円社長にとって自ら運転し時間を費やすことは多額を失うリスクなのです。
すなわち、自分の1秒の価値の基準に見合わないことに時間を費やすことは自分の価値を下げることにつながります。
自分の価値を上げる
「会社員は劇的に価値なんて上がらないよ」
と言う人もいるかもしれません。
転職せず入社した会社で働き続ける場合、劇的に給料が上がるわけではありませんが、コスパを上げる余地はあります。
どういうことかというと、もし仕事効率・生産性が上がり、定時に帰ることができ残業時間がゼロになった場合、先ほどのTakumanの1秒の価値を算出した式に当てはめて考えると
500万円÷(7h40m労働×235日+残業時間0h)
⇔500万円÷1802h
=2775円/h
=46.3円/m
=0.77円/s
すなわち現状0.66円/s→0.77円/sへ価値を1.17倍にまで上げることができます。
それだけではありません。
1秒の価値が上がるとどうなるか?
・生産性が上がり残業時間が減る。つまり活動時間が増える。
・副業やスキル習得に回す時間が増える。
・仕事効率やスキルが上がり、転職市場での価値も高まる
今回算出した1秒あたりの価値は労働時間あたりの価値。
自分の価値を高めるために、労働時間以外の自由時間をどう過ごしているかがポイントとなります。
・土日は無気力でずっとゴロゴロしている
・平日帰宅後すぐソファに横になり目的意識もなくテレビを見る
・気づけば夜になっていて自宅での学習時間がゼロ
上記に陥っている方は要注意です。
自分の価値が上がらない=自分の生活水準が変わらない
ことを意味するからです。
・歯磨き中→読書
・食事、掃除中→ビジネス系YouTube
・車移動中→英語のリスニング
日常生活で目、耳、手のどれか1つでも空いていれば隙間学習を心がけるようになりました。
また上記に加えて、
・スマホを確認する回数を制限する(1日5回までなど)
・現金払いを避ける(財布からお金を取出すのに時間がかかる)
・むやみに飲み会に参加しない(愚痴を言うだけのものは特に)
も非常に有効な策だと思います。
「日々の言動が自分の1秒の価値を上げるかどうか?」
「今時間をかけてやっていることが後に、かけた時間以上のものになるか?」
という意識が肝要ですね。
相手の価値も上げる
自分だけでなく相手に対してもこの意識は生きます。
自分の軽率な言動が相手の時間の損失になり相手の1秒の価値を下げ兼ねないからです。
間違いなく自分よりも上司の1秒あたりの価値の方が高いです。
「Macbook Pro 13インチの重量ってどれぐらいですか?」
とググればわかることをLINEで尋ねられるとものすごく腹が立ちますよね?
まさしくそれです。時間が奪われていると実感します。
相手の1秒の価値を下げないための言動も重要ですね。
最後に、
以上大口を叩いてしまいましたが、僕の周りには僕より輝いて尊敬できる人だらけです。
僕はまだまだ未熟でこれからも向上していきます。
なのでどうか子供を育てるような目線で見ていただけると幸いです。
ただ間違いなくこの記事内容が今後の僕のブログの根幹となる考え方になるので、まず最初の記事とさせて頂きました。
今後も生産性に関連する内容を書いていきますので宜しくお願いします。
では次の記事でお会いしましょう!